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vol.009

 

宮城県地価、12年連続上昇も鈍化 人口減少の影響か】

【仙台市青葉区上杉が最高値 高層マンション建設が進む】

【台湾工場進出効果も 宮城の地価変動に迫る】

2024.10.27

本記事の内容

・宮城の地価、12年連続上昇も鈍化

・宮城、住宅地最高値は青葉区上杉

・仙台中心部、地価上昇続く要因は?

上杉は、2025年秋にイオンモールも出来るし高級住宅地としても有名だよね!

アクセス抜群で、さらに治安も仙台一といっていいほどなんだよ!

 

台湾の半導体工場が進出する予定だった大衡村で地価上昇が目立ったよ!

でも2024年9月、残念ながら半導体工場計画は白紙が発表されたよ…

 

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2024年の宮城県全体の住宅地平均変動率は、12年連続の上昇となりましたが、前年比ではやや鈍化し+1.4%となりました。人口減少や世帯数の減少が進む市町村で下落が続いているなか、住宅開発が進み人口や世帯の集中が見られる地域に加え、台湾の半導体工場が進出する大衡村で地価上昇が目立ったという。

順位

市町村

地価平均

坪単価平均

変動率

1位

仙台市

34万7214/m2

114万7816/

+7.09%

 

仙台市青葉区

65万4102/m2

216万2323/

+6.59%

 

仙台市宮城野区

31万8109/m2

105万1601/

+9.65%

 

仙台市若林区

18万4512/m2

60万9958/

+6.57%

 

仙台市太白区

18万3200/m2

60万5619/

+6.40%

 

仙台市泉区

13万4776/m2

44万5542/

+6.39%

2位

名取市

9万2260/m2

30万4991/

+6.92%

3位

多賀城市

7万3011/m2

24万1359/

+6.17%

4位

利府町

7万2966/m2

24万1212/

+9.12%

5位

富谷市

5万2285/m2

17万2845/

+6.13%

6位

岩沼市

5万0385/m2

16万6564/

+5.86%

7位

大和町

4万8283/m2

15万9614/

+8.27%

8位

塩竈市

3万6587/m2

12万0950/

+1.24%

9位

東松島市

3万6175/m2

11万9586/

+2.75%

10位

七ヶ浜町

3万3600/m2

11万1074/

+0.74%

仙台市青葉区の住宅地価格と開発動向

仙台市青葉区上杉4丁目が住宅地の最高価格地点となり、坪単価447,000円を記録しました。

上杉地区、二日町地区を中心とした開発の現状

上杉地区や二日町地区といった中心市街地では、単身者向けの高級マンション建設が活発に行われています。これは、仙台市における一人暮らし世帯の増加や、都市部への人口集中といった社会トレンドを反映していると考えられます。昨年2月の新しいスーパーマーケットの開業により、地域住民の生活利便性が向上し、居住環境の質がさらに高まったことが、地価上昇の一因と考えられます。学生向けのマンションの賃貸需要が安定していることは、仙台市が大学都市であることを示しており、学生向けの賃貸物件に対する需要が根強いことを物語っています。

地価上昇の要因

上記の開発動向からも明らかなように、中心市街地は交通の便が良く、商業施設や公共施設へのアクセスも良好です。このような利便性の高さは、住宅地としての価値を高め、地価上昇を牽引しています。仙台市は東北地方の中核都市であり、政治、経済、文化の中心として機能しています。都市機能の集積は、人材の流入を促進し、住宅需要を高めることにつながります。新築マンションの供給が増加していることも、地価上昇の一因と考えられます。特に、駅近物件や高級マンションは、高い人気を集めており、価格を押し上げています。

今後の見通し

今後も、仙台市の中心市街地は、交通インフラの整備や商業施設の誘致が進み、さらなる発展が期待されます。単身世帯の増加や都市部への人口集中といった社会トレンドは今後も続くと考えられるため、高層マンションの建設は今後も続くでしょう。地価の上昇は、今後の経済状況や人口動態、金融政策など、様々な要因によって左右されます。ただし、仙台市の中心市街地においては、今後も地価の上昇が続くと予想されます。

まとめ

仙台市青葉区の上杉地区や二日町地区を中心とした中心市街地では、都市機能の集積、交通の便の良さ、生活利便性の向上など、様々な要因が複合的に作用して地価が上昇しています。今後も、仙台市は東北地方の中核都市として発展していくことが予想され、中心市街地の住宅地は高い人気を維持すると考えられます。

本記事を紹介にあたり、お客様に最適な不動産売却・仲介に関する情報を提供してまいります。在籍スタッフ合わせて1000件以上の取引実績があり、地域に深く根ざした豊富な知識と経験をもとに、今後も仙台市の不動産市場の動向を調査していきます。

(引用:国土交通省「令和6年度地下公表(宮城県分)」よりhttps://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000043.html

注釈) 大衡村の半導体工場計画は、2024年9月27日に白紙になりました。

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2024年10月27日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がございます。

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